以前、「ともいきの木」で、榧があの子の小さい時を話していたから、ではボクも、とふと思いついた。 ボクがあの神社にいたのはあの子が子供のうちだけで、榧に比べるとボクの寿命も人間のそれに近く、いや、もっと短いので、ボクがあの子のことを覚えている…
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