ワイン手帖

ワインショップ「Shopgirl_NY152 」 エッセイ&ワインこぼれ話

私『活字中毒』2号!です。

 

ということは、1号がいるわけですね?はい、前職で知り合った親友のMaちゃんで、

 

彼女の右に出る人はそうそういないかと。私は、及ばずながら2号を自負っておりますが、いやいや、彼女に比べれば、全然たいしたことないですな、、、、。足元どころか、富士山の頂上と3合目位でしょうか、、。笑

 

前職(ワインとは全く関係のない仕事)は、職業柄か、類友がわんさかいて、誰と話しても “通じる” のが楽しかったし、だいいち便利でした。いちいち説明しなくてもよかったので。

小説、映画、舞台、歌舞伎、マンガ、なんでも一言発すれば誰かがどこかできちんと響いてくれる。反応があるということは、手っ取り早く団結もしていくもので、最後に在籍していた内勤チームは全員が女性だったにも関わらず、頭を除ければ皆仲がよかった少し特殊な環境だったかもしれません。

 

僅かな期間でも、いじめとか、仲間外れに無縁な状態に慣れてしまうと、世の中の暗いニュースがおぞましく思えてしまいます。世間一般、皆ライバル、な訳ですから、女性ばかりが円満にやっていける部署なんぞは夢のまた夢なのですね。

 

で、そのチームは皆、活字に強い。読書量も半端ないし、しかもそれぞれが相当にマニアックな分野にまで手を出していたので、何かの情報が欲しければ誰かが出し惜しみせずに教えてくれる、今なら、そんな部署存在する?と疑ってしまうような部署でした。

 

私自身、小さい頃からかなり読書量は多い方だったかなとは思います。文庫本に切り替わった中学生になると、各出版社の書籍案内を貰ったものでした。角川、岩波、新潮、少なくともこの3社は、毎年、文庫本目録なるものを出していて、本屋さんで無料で頂けたのです!

 

これって、今から考えると凄いことですよね?目録には文庫本として出版されている全本のストーリーが3行程で書かれていて、目録だけで厚みは1.5cm位。それを無料で貰えるわけです。私は中1の時から社会人になるまで、毎年、年度は変わる度にその3社分は必ず貰い、全てに目を通して、次はどの本を読もうかな?とワクワクしながら目を通したものでした。

 

残念ながら今現在は、もう全冊の目録は作成されてはいません。そんな経費は、どこの出版社もひねりだせないのでしょう。文庫本のその厚み位なら800円位はお金を取ってもよい、それがタダ。活字中毒者にとってはこれは美味しいツマミ、いや、オヤツでした。オヤツが貰えなくなった大人は、別のツマミを捜して聞いてみたところ、各社、キャンペーン本は出していました。今ですと、夏休み読書週間とかですね。ペラペラな、活字の殆どない、綺麗な印刷物をくださいました。んーーーーーーー淋しい。

 

有料でいいから出してくれないかなぁ、とひとりごとを言うと、聞きつけた魔法使いさんが

 

「そんなの欲しい人いるの?」

「・・・・・」

 

 

問題はそこですねーーーーー。

 

 

 因みに、どこが中毒か、と申しますと、、、読むものがない時、何を読んでいたか、というと、彼女は薬に付いてる説明書で、私は辞書でした~~~~~。

 

 

 

 

****************************************************************************************************************** 

今日のお薦めのワインは、営業さんが私と同じ苗字なことから知りあった生産者のご紹介です。

生産者に同行していたのは日本人の格好良いオネーサン。最初、通訳の方かと思いきや、営業さんで!

ワインに惚れ込んで、イタリアまで行って就職してしまったという凄腕!今では世界中を飛び回って、営業なさっているそうです。ひゃ~、格好イイのは見かけだけではありませんでした。中味も凄い。

互いの名札を見て挨拶を交わし、飲ませて頂いたところ美味しくて、私もすっかりファンになり、以来、彼女のファンにもなった次第。何がご縁になるかわからないものですねぇ~~。笑

 

生産者 : ポッジョ・マエストリーノ・スピアッジョーレ社

地 域 : イタリア > トスカーナ州

 

 創業2005年。トスカーナ州南部マレンマ地区の美しい景観が眺められる場所に位置するワイナリー。海からの距離約10km、標高120~150mの立地に所在する20haの畑は、モレッリーノ・ディ・スカンサーノのパイオニアともいえるエリック・バンティ氏が自社畑として所有していたものを購入し、2005年からポッジョ・マエストリーノ・スピアッジョーレ社としてワインを生産しています。

 

メルロートスカーナスペシャルヴィンテージ 2003年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=145072099

 

f:id:wine-techo-kotonoha:20190821191140j:plain

メルロートスカーナスペシャルヴィンテージ 2003年

品 種 : メルロー100% 

 

 長い歴史を持つブドウ畑で栽培されたメルローから造られたワイン。長期熟成を経て、飲み頃を迎えたヴィンテージのご紹介です。取って置きの1本になります。

  ブラックベリー、プラム、セージ、アニスなどに、コーヒーのニュアンスが感じられる複雑な香り。口当たりはなめらかで、やわらかいタンニンがあり、豊かな味わいが余韻に長く続きます。

 ジビエやグリルした肉料理、やはり厚みのある肉、熟成チーズとの相性も抜群です。

 

 

②モレッリーノ・スカンサーノ・リゼルヴァ 2013年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=126535035

 

f:id:wine-techo-kotonoha:20190821191238j:plain

モレッリーノ・スカンサーノ・リゼルヴァ 2013年

品 種 : サンジョヴェーゼ100% 

 

 特級畑ポッジョ・マエストリーノで選別されたブドウから造られるリゼルヴァ。凝縮感のあるアロマ、複雑で持続性があり、スパイスとバルサミコの香りの上に甘さとサワーチェリーを想わせる香りが重なったお薦めの1本。

 プラス2年熟成させた、モレッリーノ・スカンサーノ・リゼルヴァ 2011年もあります。詳細は下記、併せてご覧ください。↓                           

nuimama-ny152.shop

 

 熟成期間を経ているリゼルヴァは、ランク下の赤いラベルのワインに比べると、バランスの良さが更にバージョンアップしていて、上品な味わいのワインに仕上がっていてこの価格! というのがお買い得な所以。まだまだ寝かせられる強みもあるし、素敵としか言いようがないです。ゆっくり楽しむことのできる美味しい1本です。

 

 

③マルヴァジーア・トスカーナ 2016年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=126535087

 

f:id:wine-techo-kotonoha:20190821194512j:plain

マルヴァジーア・トスカーナ 2016年

 品 種 : マルヴァジーア・トスカーナ100%

 

 マルヴァジーアならではの甘くアロマティックな香り、ミネラル感が心地よく調和するやや辛口の白。白い花、青リンゴや白桃などのフルーツ、ハチミツを想わせる香りにあふれた、風味豊かな味わいで、マルヴァジーアの中では一見地味?かと思いきや、ゆっくりと徐々に押し寄せるミネラル感が旨み。

 やはり、じわじわっと旨みがあとから来るタイプって、なかなか乙なワインですね。

 

 

 

 

 

 ************************************************************************************************************************

 リースリング(美味しい辛口の白ワイン)とロゼが豊富なワイン専門のネット通販です。

『Shopgirl NY 152』 

 https://nuimama-ny152.shop

是非、覗きにいらしてくださいませ。ご注文はネットショップからどうぞ。

 

お問い合わせ先はこちら ↓

ny152.seloct.shopgirl@gmail.com

お気軽にご連絡ください。お待ちしております。リアルタイムで内容についての返信をできない時もございますが、その場合はその旨のご連絡を入れさせて頂きます。 

************************************************************************************************************************