S.E.キング『グリーンマイル』
やっぱり泣ける、、、。何度観てもいい、、、。
トム・ハンクス大好き人間ゆえ、彼の出演している映画のDVDは大半持っているわけで、観たい時はいつでもスタンバイOK。観てしまいました。
魔法使いさん本人に言わせると、無駄に余分な『四連休』の最終日だった今日、ランチの時に何を見よう?(テレビの話)
特に何もないなら、『グリーンマイル』観よか、ということになり。
実は先週だったか、丁度昼にテレビでBSかな?やっていたのです。その時、なまじ食べながら途中まで観てしまったものだから、二人ともちょっと続きが見たくなってしまい、それが今日のランチ。続きはDVDで、、、。
やっぱりキングいい~~~~と言いながら。
前職サラリーマンやっていた時に知り合った友人に、二人(いや、もっといたな)もキングファンがいたので、彼らに影響されて読みました。
それが映画になった「ショーシャンクの空に」
も観ましたよ。
モダンホラーという新しいカテゴリーを築いたスティーブン・エドウィン・キング氏ですが、何せ最初に読んだのがそれだったので、どこがホラーなのか、モダンホラーってナニ?といまひとつ、「くくり」はわからないまま、、笑。
ストーリー面白いからいいじゃん?
だけで『グリーンマイル』に突入。
映画を先に観てしまったので本当にじわっと泣けました。
一応、簡単に、いやいや、触りの部分だけ、ちょっとだけ、ネタ、出しておきますと、、
舞台はアメリカの刑務所。時代は1930年代。
その刑務所のE棟は死刑囚官房で、そこで看守をしているのが、トム・ハンクス演じるポール。
ある日、一人の大男が送られて来ます。罪状は双子の少女に対する強姦殺人。死刑囚ジョン・コーフィを演じていたのは、もう亡くなってしまったのですが、マイケル・クラーク・ダンカン。
彼には病気を治癒するという不思議な能力があります。本当は双子の少女を生き返らせようとしていたのにできなかった、と嘆いて泣いている現場で、逆に「殺した」ことにされてしまい、無実の罪で死刑囚になってしまった大男。
それは、その風貌があまりに「でかくて」「黒人だった」から。
しかし彼の真の姿は、弱くて繊細で純粋な心の持ち主。
彼はその能力で、ポールの尿路感染症を治したり、同じE棟にいた囚人が飼っていたネズミの命を救ったり、奇跡をポールたちに見せていくのですが、、、。
いいことばかりじゃない。所詮は死刑囚。死刑はすぐ目の前、、、
コーフィの復讐が、、、
これ以上ない位、感動的な復讐劇。
でも、死刑は執行される。
やはりまだ観ていないという方は、観て欲しいので、ネタばらしは止めにします。
ちなみに、「スタンド・バイ・ミー」もキングさんよ。
ついでに言うなら
「バトルランナー」書いたリチャード・バッマンは、キングさんの別名ね。
私は「バトルランナー」観た時は、それがキングさんて知らずに観てました。およよ。
もひとつ、ネタばらししておきますと、奇跡が起きる時に、コーフィの口から吐き出されるものがあるのです。あれは何??
映画では虫みたいに見えるのですが、原作には確かなこと書かれていなかったよね?
と思って、キングファンの彼女たちに聞いたのです。そうしたら
あれは恐らく
「bugs」
よ。とのこと。寄生生物のことですね。
この「bugs」は別の小説で書かれている言葉なのです。
相手の体内に巣食っている悪い物体→寄生するモノ
それをコーフィは吸い取ることで治していたのです。
あー、教えたいけど、、、、、観てね 笑
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今日のお薦めのワイン
マルセル・ダイス / ビュルランベルグ 1er Cru 2008年
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生産者 : マルセル・ダイス
地 域 : フランス > アルザス地方
品 種 : ピノ・ノワール他
Bio認証 : ビオディナミ
「何かを良くしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」
これは、現代のアルザスワインのトップを極めるひとり、ジャン・ミッシェル・ダイスの言葉。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等)を成し遂げた、信念の男です。
「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」
「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。
現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。
ダイス入魂のプルミエ・クリュ(1級畑のこと)のご紹介。
2ha。平均樹齢40年。ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ブーロの混植で、ピノ・ノワールが93~95%(推定)。火山の溶岩によって焼かれた、非常に硬質な粘土石灰質土壌で造られています。
ワインにも、土壌の特性による焼けたような香ばしい風味が感じられます。口当たりはシルクのような滑らかで優しい赤。
「ブルゴーニュのグラン・クリュにも匹敵する」と専門家を唸らせたダイスの赤です。
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