パネットーネの季節がやってきた!!!
毎年、楽しみにしてくださっている方が多いパネットーネ!
今年ももう、そんな季節になりました。時間の過ぎるのはなんと早いことでしょう。お待たせしました!
『パネットーネ』
イタリアの保存食なのですが、これ以上ない位美味な、これ食べると、月並みですがそんじょそこらの同名商品が食べられなくなる、、、という代物。
いつも3種類取り扱っているうちの、まずは一番サイズがデカイこちらのパネットーネからご紹介していきます。
その前に、
パネットーネって何?
それ美味しいの?
という方の為に、『パネットーネ』とは、、、からお話ししますね。
平たく言ってしまえば、パネットーネ種を用いて発酵させたパンのことです。
でも! 100円とかで売られている菓子パンを想像しないでくださいね。
一般的には、ブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールや刻んだドライフルーツを混ぜ込んで焼き上げた、ほんのり甘くてしっとりと柔らかい、ドーム=シフォンケーキ型のパンのことで、「大きなパン」という意味の保存食です。
アントーニオという職人さんが焼いたパンだからという説もあります。トーニ(アントーニオの愛称)のパンだから、パーネ・ディ・トーニ が訛ってパネットーネ。
ミラノが発祥とも言われていますが、イタリア全土を含め、ブラジル、日本、台湾、アメリカでも人気です。
パネットーネ種という発酵菌は、諸説ありますが、一般には生後すぐ初乳を飲んだ後の子牛の腸内から採集した物質と小麦粉を混合した発酵種を指しています。つまりこの発酵菌があれば、自宅でも焼けるのですが、なぜ、自宅で焼いたものが本場のものと味が格段に違うのか。
それは、、、かまどがないからでしょうか。日本の家庭で使うオーブンで焼くと、どうしても「パネットーネ風味」になってしまいますよね。
昔は、イタリア、クリスマス前の4週間、待降節と呼ばれている期間に、各家庭で焼かれたパネットーネを親族や友人に配る習慣がありましたが、最近はパン屋で購入してしまう方が多いそうで、ますます美味しい職人技のパネットーネが引く手あまたになるのは、いずこも同じのようです。
お薦めの食べ方
シフォンケーキのようにカットし、トースターで少し焼いてから(勿論そのままでも美味)生クリームやバニラアイスを添えて召し上がってください。
イタリアでは、ザバイオーネ (マルサラワインを混ぜたカスタード)を添えて頂くのが伝統的ですが、なかなか日本ではわざわざマルサラワインをこの為に購入する方が少ないのと、お子様にはアイスクリームの方が断然人気高いです。
蛇足ですが、ドライフルーツが入らないものはパンドーロと呼ばれているヴェローナの銘菓。八角形の星型で非常にキメの細かい粉糖をかけて切り分けて食べます。
復活祭に似たような菓子パンが焼かれますが、これはコロンバ。聖霊の象りである鳩の形をしています。
オレンジピールにアマレッティ(杏仁)が香り、表面には白い砂糖菓子が飾られていて、どれも香りと甘さのしっかりした菓子パンです。
流石、ドルチェの盛んなお国柄。それぞれ美味ですが、パンドーロやコロンバはあまり日本では売られていない?かも。
お土産で頂いたことありますが、そこそこ甘かったです。笑
今日のお薦めのパネットーネ
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ロイソン社 / “ロイヤル” パネットーネ・アマレット
https://nuimama-ny152.shop/?pid=146807973
生産者 : ロイソン社
地 域 : イタリア > ヴェネト州
食 品 : パネットーネ ※冷蔵庫には入れないでください。
ガストロノミー分野で権威あるガンベロロッソ誌や、ワイン評価で名高いルカ・マローニ氏、エスプレッソ誌などからも高く評価されているロイソン社の逸品のパネットーネです。
イタリア国営テレビRAIの特別番組でも放映され、新聞各紙でも絶賛されています。イタリア内外を代表するパネットーネの造り手といえます。また、ドイツ、フランス、スペイン、イギリス、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、ロシア、ベルギー、ギリシャ、スイス、アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、香港、そして日本ほか、20カ国以上に輸出されており、世界中から愛されています。
ロイソン社は1938年創業。代々受け継がれた昔ながらの製法による、デリケートでしっとりした味わいで、各種のグルメ系ガイドブックでも評価の高い、プレミアム・パネットーネの作り手です。そのロイソン社からサイズも大きくプレミアム感のあるロイヤルシリーズの中から、アマレットの香りの高いパネットーネ・アマレットのお届けです。(冬季限定商品)
※発酵の度合いにより、重量が多少増減する可能性がございます。
①原材料
酸味の少ない優れた天然酵母を使用。ミルクやバター、卵はその日採れたてのものを用います。シロップ漬けフルーツはシチリア産オレンジピールやカラブリア産シトロンにこだわるなど、原材料全てを厳選しています。
②伝統的な作り方の再現
生地をこね、休ませて発酵。この作業をじっくり3回繰り返すことで、緩やかで自然な酵母の発酵が促され、ふっくらした食感が生まれます。量と形を整えてひとつずつ整形が出来たら、最後に12時間の発酵。よりしっとりとした風味が高まります。
180~190℃で1時間の焼成。季節や温度によって微妙な調節を行います。焼き上がったら室温で6~8時間かけて粗熱を取り、最高のパネットーネに仕上げます。
クリスマスにこれを食べないと話にならん、という位、我が家でもお客様宅でも人気のパネットーネ。
巷で売られているものと何が違うのか、この価格の差は? ずばり、味が違います。ワインに漬け込んだ葡萄を使っているので、風味が全く違うのです。しっとり。ふわふわ。
元々は保存食なので、イタリアでは優に半年は大丈夫、日本の法律は厳しいので、もう少し短いですが、気が付いた時にはいつの間にかなくなっていて淋しい、、、、。(賞味期限なんか関係ないほどなくなりが早い)
カット面も含め、ラップでしっかりとくるんでください。(乾燥させないでくださいね)
プレゼントにもお薦めです。
今のうちに、クリスマスの準備をしておかなくては。
いつもは100cm位のチビツリーだけなので、今年はでかーいツリー(180cm位ある)を出そうかなぁ、、、、。
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