「忘れろ」と書いて「bolero(ぼうれろ)」と読む
ラヴェルの『ボレロ』、大好きなのですが。どなたも聞けば、あー、あれね、という位有名な曲。
中学のブラバンでクラリネットを選んだのも、このボレロを吹きたかったからですし。もっともフルートもペットも音漏れしてしまい、単純にフーと吹いて音が出せるのはこれしかなかったから、という理由もありますがの。笑 大好きな首藤康之さんの「ボレロ」を観た時に、ますます好きになってしまった、というビジュアル的要因もあり、今でも大好きなのですが。
この「ボレロ」を先日、ダンサーであり振付師である二人の男性が踊りました。まあ、ぶったまげたの、なんのって。今までの常識がふっ飛んだ世界観をお披露目してくれて。
「なんじゃ、こりゃ?!」
と、点々になった目が舞台に釘付けになり、面白くて最後をいったいどんな風に終わらすのだろう、という期待感が湧いた程です。
その二人とは、大植真太郎さんと辻本知彦さん。大植真太郎さんと言えば、17歳でドイツに渡り、1993年のローザンヌ国際バレエコンクールで入賞された方。彼のドンキホーテ、テレビで見たことありますが、綺麗に飛ぶな~という印象の方でした。つまり正統派?出身?
一方、辻本知彦さんは、シルク・ドゥ・ソレイユ初の日本人男性ダンサー。マイケル・ジャクソンのワールドツアーにも参加された方ですし、最近ではこれ言えば一発かも。米津玄師さんのパプリカの振り付けをされた方。
その二人がコラボして演じたのが、言葉を交えた「談ス」。取り上げられた曲がラヴェルの「ボレロ」なのですが、忘れろ、と書いて「bolero(ぼうれろ)」と読ませたり、談スと言う位ですから、舞台上で普通に会話してしまったり、と、今までのボレロの振り付けなんぞぜーんぶなかったことにして、二人の為の二人だけの振り付けにしてしまったのが凄い。
いい悪い、ではなく、これもありだよね?の世界。
最後どうなる? という期待感と、思わず笑い声が出た(子供)のを読んでました? もとい、子供に笑い声を出させたのが凄い。子供って正直だわー、とつくづく思いました。大人だって、おかしくてくすっとはしたものの、「きゃはは」という笑い声を出したのはやはり子供。それも演出のひとつに化けて楽しめましたしね。全て大植さんの計算だったのかなぁ、、、、。
二人の「borero」から火がついて、改めて「ボレロ」かけたら、んーーーーー、首藤さんの「ボレロ」を観たくなってしまい、、、。首藤さんは一度上演したものは、2度やらないのです。もう見ることができないなんて、なんてこったい! よけい、欲求不満に陥ってしまったではないですかーーーー!
*************************************************************************************************************************
今日のお薦めのワイン
フェルトン・ロード / ヴァングリ 2016年
https://nuimama-ny152.shop/?pid=135267176
生産者 : フェルトン・ロード
地 域 : ニュージランド > セントラル・オタゴ
品 種 : ピノ・ノワール100%
バイオダイナミック農法
初リリースの1997年、ピノ・ノワールでセントラル・オタゴに世界の注目を集めたパイオニア。早期よりバイオダイナミック農法、重力に配慮した醸造所設計、天然酵母による発酵など、人的介入を最小限に抑える手法でニュージーランド “TOP5” に列している生産者。
比較的樹齢の若いマクニュアー・ヴィンヤードのピノ・ノワールを使用。全房圧搾後、マセラシオンせず、果汁のみをフテンレス槽に移し自然発酵。澱と5ヶ月間接触させ、旨味成分を取り込んでいます。
淡いサーモン色。野生のイチゴと花、ほのかなチャービルとフェンネルの香りが鼻腔をくすぐる感じ。豊かなテクスチャーで、ドライで柔らかみがあり、クリーンでピュアなフィニッシュ。淡い色調ですし、白ワイン扱いですが、元々は黒ブドウ(赤ワインを造る時のブドウ)を使っているので、しっかりしたボディと収斂性があります。アペリティフとしてだけでなく、むしろ食中酒として楽しむことができます。
冷やし過ぎないことをお薦めします。
************************************************************************************************************************
リースリング(美味しい辛口の白ワイン)とロゼが豊富なワイン専門のネット通販です。
是非、覗きにいらしてくださいませ。ご注文はネットショップからどうぞ。
お問い合わせ先はこちら ↓
ny152.seloct.shopgirl@gmail.com
お気軽にご連絡ください。お待ちしております。リアルタイムで内容についての返信をできない時もございますが、その場合はその旨のご連絡を入れさせて頂きます。
************************************************************************************************************************