ヤマザキマリさんの『国境のない生き方』

「私をつくった本と旅」というサブタイトルがついた、ヤマザキマリさんの『国境のない生き方』を読んだことありますか？

兎に角面白くて、あっという間に読めてしまいます。

14歳で母上の代理（きっかけは）として欧州へ一人旅。17歳でイタリアへ留学。息子デルス君の誕生だの、彼女の今までの生きてきた道のりが、本と共に紹介されていて、その移動した場所も距離も驚きなのですが、読書量がまた半端な量ではなく、しかもそれをしっかりと読み込んでいるところが凄いの一言。

こうして「漫画家ヤマザキマリ」は誕生した、というエピソード満載の一冊です。

その中の一節、デルス君に言ってきたという言葉

「人間に愛されることも大事だけれど、何よりも地球に愛される人になりなさい。地球が、お前には生きていてほしいと思うような人間、そういう生き物にならなきゃいけない。そうすれば、きっと自然がお前を守ってくれる。どんなに孤独でも、自然がきっとお前を生かしてくれる」

生きていくために食べたり、食べられたりすることはあっても、みな、ちゃんと共存している。

いちゃもんをつけて殺し合ったりするのは人間だけ。

本当にその通りです。

最終章の

「地図のサイズを変える」

というエピソードが、テレビで拝見している時の、スパスパ話すヤマザキマリさんらしくて、思わず笑いがでてしまうような話しばかりでした。

そんなの御免被るわ、という方もいらっしゃると思います。そう、好きずきですから、それも納得。

私としては、学生時代、よく一人旅をして（私の場合は日本国内だけでしたが）あちこち行っていた頃、現住所は日本です、と答えていたので、彼女のスケールの大きさがものすごーく実感できて、ただただ感服してしまいました。

彼女のように、現住所は地球です、と簡単に言えるような、地球がそんな世界になれば本当にいいのに、と思います。

今更ですが、「テルマエ・ロマエ」読もう。

今日のお薦めはワインとジュース！

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生産者　：　ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル

地　域　：　ドイツ　＞　ファルツ地方

1903年から続く、現在６つの生産者からなる歴史ある共同組合。除草剤・殺虫剤は使用していません。
　バートデュルクハイムにある単一畑ヘレンベルクとホーニッヒゼッケルが名前の由来で、この名前を冠した二つの協同組合が1964年に統合し、ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケルという長い名前になりました。

まずワインから

ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル　/　カベルネ・キュビン　2016年

品　種　：　カベルネ・キュビン100％

除草剤・殺虫剤不使用。

　カベルネ・キュビン種は、レムバルガー種と、カベルネ・ソーヴィニヨン種の交配品種です。

　※店主の一言メモ
　ミディアムボディの、タンニンはそれ程強くない、カベルネ系です。フルボディの重口のものは飲みたくないけれど、でもタンニンはあった方がよい、、、という時、ありませんか？
　そんな時に満足できるソフトなタンニンです。
　

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次に同じ生産者のジュース！

ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル　/　ファルツァー・トラウベンザフト　（赤）

品　種　：　ポルトゥギザー、ドルンフェルダー、シュペートブルグンダー

アルコールゼロ

　黒ブドウ品種から造られた100％ブドウジュース。酵母を入れる前の状態、一番搾りです。

　※店主の一言メモ
　これ飲むと、そんじょそこらのジュースが飲めなくなる程、美味しいです、としか言えませぬ、笑
　

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