「NV」とは、ノンヴィンテージのこと
ワインのエチケット(=ラベル)に「NV」という表記が記載されているのを見て、なんて読むの?これ何ですか?という質問をよく受けるので、今日はプチワインセミナーです。
「NV」とは何のこと?
まず、「ノン・ヴィンテージ」と読みます。
一般的にはシャンパーニュがそうなのですが、泡がないスティルワインでも収穫年度を敢えて表記しない場合があるので、購入する際の参考になさってくださいね。
wine-techo-kotonoha.hatenablog.com
①シャンパーニュの場合
★一般的にはNVです。品質の均一化をはかる為に、シャンパーニュの場合は4~5年分をブレンドして世にだします。特によかった年だけ、例えば1998年、1999年、2002年などのように表記します。お値段も、よい年ですから、少しお高目です。
②スティルワイン(泡がないワインのこと)の場合 → NVという表記はしない
2-1)シャンパーニュと同じ理由、品質の均一化をはかる為に、2~3年をブレンドした。
しかし、これはシャンパーニュとは違って、比較的珍しいケース。
スティルワインはレアなケースを除いて、ほぼ、その年のワインはその年に出しています。
2-2)主にイタリアワインによくあることなのですが、わざと、年度の表記をしない。
よく回転するワインに関しては、経費削減という理由からエチケットを作り変えない。
年度の表記がなければ、ずーーーーーっと、同じものを作ることができます。エコですね。
そんなこんなの理由から、NV表記のあるワイン、表記のないワインがある訳です。
今日のお薦めのワイン
年度表記のないものをあげてみました。
ロベルト・サロット / ウプーパ・ヴィーノ・ロッソ
https://nuimama-ny152.shop/?pid=127743640
このワインが表記がない理由は2-1です。
もうひとつ
モンド・デルヴィーノ / “コルテ・フェデリコ”・シャルドネ
https://nuimama-ny152.shop/?pid=144679990
こちらのワインに表記がない理由は2-2です。
見た目でその差、わかりますか?
うーーーーーん、見た目では表記のない理由、ちょっとわからないですよね。
では何でわかるのでしょう、、、?
お値段です。参考までに記載してみますと
上の写真のロベルト・サロットのウプーパは、¥3,200
下の写真のモンド・デル・ヴィーノのシャルドネは、¥1,100 (共に税抜価格)
どちらも美味しいワインです。良し悪しではなく、生産者の考え方、対処の仕方です。
ロベルト・サロット社とは現在、取引をしていない為、ウチのサイトでもカウントダウンに入りました。
モンド・デル・ヴィーノのシャルドネは、デイリーが売りのワインですので、回転も非常に早い。ですから、店頭で万が一、収穫年の違うものが混ざったとしても、大勢に影響はなし、という考え方なのだそうです。購入される方も、どうせすぐに飲んじゃうしね、という気楽さがありますから、気にしない。
押えられるコストはとことん、押えよう、それ、「cool」です!
あとは、召し上がる方の好みですね。
そして、お食事とのマリアージュ、それも大切な要素です。
おまけに、チロリと書かせて頂きますと、上記以外に、女性は誰と一緒に飲むか、にも凄く左右されてしまう生き物でして、、、、笑
いや、これホントの話し。好きな人と素敵なシチエーションで飲む時は、お安いワインでも
「美味しい~~~~~」
に、なりますし、嫌な上司のお供で飲まざるを得ない場合は、どんな格付のワインを飲んでも
「これ美味しくないワッ」
に、なるそうです。
これを聞いた殿方が、いや、男性だってそうだ、と仰る方も多いのですが、あくまで統計上の問題ですので、悪しからず。
男性は理屈で、女性は感性で、召し上がる方が多い、と言われているのも事実なのです。
ワインて、実は面白い飲み物でもあるのですよ。
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