タイリクオオカミ
毎日、彼に見つめられています。
私のパソコンのスクリーンセーバー、ワインと息子（甲斐犬♂）に紛れて、こんな子たちがお目見えします。
タイリクオオカミです。この写真は多摩動物公園のナイトZOOで撮ってきた、ひとめぼれ写真です。私の中では、四足の頂点に君臨する存在がオオカミで、、ただ単に、一番好きな動物、というだけの話しなのですが。
日本語のオオカミの語源は、大神と書いて『おおかみ』。古くから狼信仰が存在している位、実は昔から狼とは縁がありますよね。『日本書紀』では「かしこき神（貴神）にしてあらわざをこのむ」という記述がありますし、山の神様として山岳信仰と結びついていきます。身近なところでは秩父の三峯神社の狛犬がオオカミくんですし。
長野の民話にはこんな話もあります。
＜オオカミがお産する穴を発見したらお赤飯を重箱に詰めて巣穴の前に備えると、お産を無事に終えたオオカミが空になった重箱を備えてくれた村人の家まで返しにくる＞
というのですから、ちょっとどころか、かなりいい話ではありませんか。
とかく、西洋では（キリスト教ですが）悪者になりがちな狼ですが、なんでオオカミを悪い子にするのーーーーー！！と、言いたいです。『あらしのよるに』のガブも、『おおかみこどもの雨と雪』の雨も、切なくなるほどいい奴らで大好き。
１枚目の子は恐らく群れになじめず、檻の中を選んだ子かもしれません。あの目で、じっと見つめられて、、、あまりに見つめられたので、手が震えて、恋に落ちました。（ピンボケはそのせい 笑）
ちなみに２、３枚目の子は同一人物、狼物？で群れの少々下っ端の子、愛嬌たっぷりなお茶目くんです。
ウチの魔法使いさんによりますと、
「えさか？ こいつ食ってもまずそう、って思ったんだよ」
た、確かに、、、、私マズイです。食わないで、、、。
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今日のお薦めのワイン
テッレ・チェヴィコ / “マレー・ディオーネ”ネーロ・ディ・トロイア・プーリア・オーガニック2018年
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生産者 ： テッレ・チェヴィコ社
産 地 ： イタリア ＞ プーリア州 （本拠地）エミリア・ロマーニャ州
品 種 ： ネーロ・ディ・トロイア100％
創業は1963年。テッレ・チェヴィコ社の歴史は、200年以上もの間、トスカーナとロマーニャの間の絵画のように美しいアペニン丘陵に広がるブドウ栽培に最適な土地で、ワインを製造していた生産者たちが、1950年代前半に共同でワインを造り始めたことに端を切りました。
今では、ロマーニャ全域でワイン造りを行っており、特にサンジョヴェーゼ種やトレッビアーノ種などを使用した、ロマーニャ地方特有の伝統的なワインを幅広く生産しています。そんな生産者がプーリア州で新しく造ったワインのご紹介です。
“ マレー・ディオーネ ” は、Maree（潮）と、Meredione（南）を組み合わせた造語。イタリア南部プーリア州、海に近いエリアで造られることから名付けられました。葡萄はネーロ・ディ・トロイア、ワインの20％をアメリカンオークの新樽で熟成させています。
紫がかった明るい赤色。ダークプラム、シナモン、スパイス、黒コショウ、タバコなどの複雑な香り。口当たりはなめらかで、やわらかなタンニンが豊かに感じられます。エレガントで余韻の長いワインです。
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