ワイン手帖

ワインショップ「Shopgirl_NY152 」 エッセイ&ワインこぼれ話

オレゴンワインはお好きですか?

 

召し上がったことは、ありますか?

 

意外に、ワイン産地であることをご存知ない方もいらっしゃるので、今日のお薦めのワインは私の大好きな地方オレゴンの、大好きな生産者を取り上げてみました。オーナーが変わった為、もう日本との取引を止めてしまったので、いよいよカウントダウン開始となりました。こういうカウントダウンは淋しいですね。

 

 

生産者 : ファイアースティー

地 域 : アメリカ > オレゴン州ウィラメット・ヴァレー

 


 ファイアースティードは、クリントン大統領時のホワイト・ハウスに、接客用として取り上げられた初めてのオレゴンワインです。デルタ航空のファーストクラスやロイヤルカリビアンクルーズのゲストワインとしても有名で、イギリスHarrods(ハロッズ)等の有名ブティックでも取扱いがあるワイン。
 Wine Spectator、Wine Enthusiast等でも高評価を得ました。ハワード・ロスバック社長が長期的展望から抒情に畑を広げ、今では殆ど自社畑で取れたブドウからワインを造っています。
 ここのトップキュヴェは米国競馬史上8頭目三冠馬で、初の賞金100万ドル獲得馬であるサイテーションの名にちなんだ、近年で最上のヴィンテージのベストロットをボトリングしたスペシャルワインです。
エチケット(=ラベル)は、その馬に、ちなんでいます。

 

 

まず、赤のご紹介

ファイアースティード / ウイラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2009年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=127600524

 

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ウイラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール 2009年

 

 品 種 : ピノ・ノワール100%

 

 フレンチオーク樽で少なくとも15ヶ月熟成(新樽と1~3年使用樽で)。マロラクティック発酵もフレンチオーク樽でおこなっています。そして最上のできの樽のものがブレンドされます。
 ブラックチェリー、挽き立てのコーヒー豆のアロマを持ち、熟したラズベリー、プラム、ショコラのフレーヴァー、シルキーなタンニンとのバランスが良く、豊かな後味を伴う余韻も非常に長い満足度の高いワインです。
 長期熟成可能。もう手に入らなくなってしまうとは本当に残念な1品!

 
 ひと昔前は、オレゴンワインは殆ど長期熟成をさせたワインを見ない、と言われていた時期がありました。確かに最上級キュヴェのサイテーション(既に完売)は万を超えてしまうので、日々飲めるワインでは非常に少ないかもしれません。内容を考えれば、このワインも万しても安いとさえ言えますが、ですが、もう少し安くて、それでいてデイリーではなく、ちょっとリッチな休日に飲めるようなそんなワイン、この価格帯でないかとずっと捜していたのです。そうしたら、、、灯台下暗し。お気に入りの生産者でありました!! 

 しかも飲めなくなってしまうとは、、。 今のうちです。ホントに。

 

 

 

白は私の好きなリースリング

ファイアースティード / リースリング 2012年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=127538108

 

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リースリング 2012年

 

品 種 : リースリング100%

 

 ドライで、ミネラルと綺麗な酸が感じられ、合わせる料理も幅広く楽しめます。

 ドライリースリングに適している土地、3年かかって探し出したのは、涼しい気候の西オレゴン地区(2/3はウィラメットヴァレー、1/3はローグヴァレー)の痩せた岩の多い土壌。新鮮なフルーツのキャラクターを保つために、ステンレスタンンクで低温発酵し、その後わずかな期間フレンチオークの大樽で熟成させてから出荷したものです。
 最初に白桃とほのかなライムの香りが感じられ、ミネラルと綺麗な酸がほんのりした蜂蜜のニュアンスとの完璧な調和と長い余韻をもたらしています。この価格でも熟成可能。

 

 

 

 そしてもう1種。私、と言うか、ショップのお宝です。

ファイアースティード / リースリング 2009年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=129460118

 

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リースリング 2009年

 

アルザスでヒントを得たリースリングのファーストヴィンテージが2008年、2009年は2年目の年でした。
 

 初めてこのワインを飲んだのが2013年、午年の前の年(来年の干支ですよ、と午年の方に薦めた記憶があるので)。以来、ここのファンになってしまったのは言うまでもないこと。日本との取引がなくなったと聞き、インポーターにあった2012年の最後をかっさらって、更に更に当Shopでも寝かせておいた最後の2009年。淋しい、、、、。
 オレゴンリースリングアルザスやドイツとはまた違った味わいの、それでいて目指しているところは同じ、的なところが、リースリング好きにとってはたまりません。

どうぞ、飲み比べて楽しんでみてください。

 

 

 

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