ワイン手帖

ワインショップ「Shopgirl_NY152 」 エッセイ&ワインこぼれ話

今時の子供事情、、頑張れみんな

 

もう夏休みは終わってしまったのですが、夏休みの自由研究用のアプリだか、所謂あんちょこ本があるってご存知でしたか?知らなかったの私だけ?????

 

えーーー(;一_一)

それでは自由研究になりませんよね、、、。もしかして親公認?

 

我が家は四つ足の子供しかいないので、夏休みの宿題をしない子供を持った親の苦労なんぞは全くわかりませんが、、、。かく言う私自身も自由研究最終日までやらずに、母親にしこたま怒られていたひとりですので、やらない子供たちの気持ちの方がよくわかる~、笑。

 

今日のヤフーニュースで、思わず目を引いてしまった記事がありまして。岩手県のある小学生が提出した自由研究のタイトルが

 

「宿題をさいごの日まで残しておいたときの自分と家族の反応」

 

タイトル読んだだけで、思わず笑い声が出てしまいました。いや、この発想凄いわっ。中身は読みませんでしたが、小学生とは思えない文章力と完璧な構成で書かれた、と寸評にありました。で、今時の事情、ネタ本とサイトの存在を知ったのです。クラスに何人かはほぼ同じ内容の研究を提出する子がいると。

えっ、、マジ?

 

例え、同じ内容でかぶったとしても、想像力ゼロだったとしても、やること提出することが大切なら、何も問題はないでしょうが、ちょっと淋しいと思ってしまったのは、私が古い世代の人間になった、ということでしょうかね?

 

その記事を書いた人、その子の父親にインタビューしていまして。むしろその親父さんのことを書いた記事が面白くて読んでしまったのです。


やっていなかった息子に対し、怒り狂うお母さんとは対照的に、ほのぼの反応のお父さん。このお父さん、兎に角手作りが好き。新婚の友人に巨大テディベアを贈ったのはよいけれど、綿が足らなくて古い布団や座布団をほどいて詰めたのだそうです。ところが、新婦さんがダニにやられ、ひそかに解体されゴミに出されたらしいとか。ここでひとりだのに爆笑。あと、子どもが学童保育に持っていくお弁当を「開けたときびっくりするべな」と一面ごはんだけにしたとか。ご飯の下にはきちんと奥さんが作ったおかずが入っているものの、怒り心頭の奥さんをよそに、したい放題。それ読んで、思い出したのです。


私が中学の時、母が乳癌の手術で入院していたので、父にお弁当を作ってあげたまではよかったのですが、やはり、開けた時に驚かせようと、綺麗に詰めたおかずの上にご飯を敷き詰めて、梅干しひとつだけ乗せておいたのです。そしたら、父は、なんだ、今日は梅干しだけか~、それなら、と、お茶かけてしまった!!お茶漬けにしようとしたわけですね。お茶の下からはびちゃびちゃになった唐揚げだの玉子焼きだのが、、、('◇')

 

今だから笑える想い出ですが(とっくに父は他界)、あの時は、そんな変なお弁当作った自分の所業は棚にあげ、父に

「梅干しだけのはずないじゃないのよぉー! 二度と作ってあげない( `ー´)ノ」

と勝手に怒ったものでした。父は笑うのを必死にこらえながら謝ってくれたものです。

 

 

「宿題をさいごの日まで残しておいたときの自分と家族の反応」

 

 

これを書いた息子くんに、いやいやまだ早かった、お父さんに!乾杯!

 

 

いつかこの出来事を思い出す大人になった日がきた時、きっとその時も笑っている筈。

だからそれまで頑張れこどもたち!

 

 

 

 

 

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今日のお薦めのワイン

ローソンズ・ドライヒルズ / ピノ・ロゼ 2007年 

https://nuimama-ny152.shop/?pid=135272521

 

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ローソンズ・ドライヒルズ / ピノ・ロゼ 2007年

 

生産者 : ローソンズ・ドライヒルズ

地 域 : ニュージーランド > 南島、マルボロ

品 種 : ピノ・ノワール100%

アルコール度数 : 13.0%


 1980年に、ロス&バーバラ・ローソン夫妻がブドウ栽培専門農家としてキャリアをスタートさせ、1992年から自社ブランドを設立し、ワイン生産を開始。
 多様な品種はどれも華麗で繊細、幾多の受賞を重ねています。特にゲヴェルツトラミネールが有名です。

 このワインは、クレイトーズ・ロードの畑のピノ・ノワール(樹齢11年)と、ラパウラ地区の畑のピノ・ノワールの古木(ディジョン・クローン)の果実を使用。双方の畑のピノは、ロゼ専用に栽培し、自然の酸が残るよう早めに収穫を行っています。
 2日間果皮と接触させたことで、若いうちは鮮やかな果実味を引き出していたのが、熟成とともに落ち着きが出ています。


 透明感のある鮮やかな色で、イチゴ、レッドベリー等のベリー系のアロマ。ドライで持続的な酸があり、ジューシーな厚みがあります。今では少しまったりとした味わいも出てきています。ピノ・ロゼの中でも特に色が濃くて、映える1本です。

 

※こちらの商品は既にインポーターは完売しております。当サイトもカウントダウン開始です。 

 

 

 

 

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