魔法使いさんと私が、“じいちゃん“ と “ばあちゃん“ になった時
私は魔法使いさんと出会った時、直ぐに結ばれるとはこれっぽちも想像できなかったのに、じいちゃんと、ばあちゃんになったふたりが、炬燵で蜜柑の皮むいて頬張っている図が思い浮かんだので、私からコクリマシタ。この続き聞きたい?、人は続きをどうぞ。(別に聞きたくないか、、笑 たまには、のろけさせてくれぃ)
今日、ご紹介するご夫婦の、この写真、大好きなのです。
生産者 : マイク・プレス
地 域 : オーストラリア > 南豪州 > アデレード・ヒルズ
南オーストラリア州は世界的なワインの生産地として知られていますが、そのなかでも有名なアデレード・ヒルズは、涼しい気候と丘陵地の地形を生かして、高品質なワインを生み出しています。
マイク・プレスは、オーストラリアワインの最高峰と言われるペンフォールズの伝説的醸造家、マックス・シューベルトとともに働いてキャリアを積み、その後セペルトに移りました。さらにミルダラ/ウルフ・ブラス社のチーフワインメーカーとして働いた後、自分の畑で高品質なブドウを育てることを目指して、1997年にケントン・ヴァレー・ヴィンヤードでブドウを育て始めました。
約34ヘクタールのケントン・ヴァレー・ヴィンヤードは、すばらしい景勝の地であるばかりでなく、冷涼な気候、海抜500メートルの標高、さらにフランスのボルドー地方やブルゴーニュ地方と類似した気象条件といった要素から、理想的な栽培地として選ばれました。
現場主義のマイクは、「高品質のワインは良い畑から造られる」という信念のもと、栽培から瓶詰め、さらには南オーストラリア州での配達まで、自らワインメーキングの全工程に関わっています。
パートナーのジュディ・プレスは、幸いワインの流通とマーケティングの幅広い経験を持ち、ジャミソンズ・ラン、イエローグレン、ウルフ・ブラスなどのワインをレストランやボトルショップに販売してきた経験がありました。
マイク・プレス・ワインズは初めは知名度もなく、確立した市場もありませんでしたから、パンフレットを作ってアデレードの郊外を回り、郵便受けにパンフレットと注文書を入れて歩きました。注文を受けて配達する時には、庭で作った新鮮な野菜と一緒に届けたそうです。
そして、徐々に固定客が付き始めました。
急速に売れ始めるきっかけになったのは、2006年に、2005年ヴィンテージの「シラーズ」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」が、オーストラリアのワインメーカーなら誰もが目指す「ジミー・ワトソン・メモリアル・トロフィー」を競い、二位入賞を果たしてからです。2006年のアデレード・ヒルズ・ワインショーでは、この二つのワインと2005年の「メルロー」が3つのトロフィーと7つの金賞を受賞。その時に、ブランド名を「マイク・プレス・ワインズ」と定めました。
2011年には、2010年ヴィンテージの「シラーズ」が、アデレード・ヒルズ・ワインショーで「ベストワイン・オヴ・ザ・ショー」に選ばれました。多くの生産者が高価格のワインを目指す中、あくまで消費者にとってベストな価格で売り続け、その結果がこの賞でした。受賞した2010年のシラーズの価格は10オーストラリアドルだったのです。マイク・プレス・ワインズの知名度はさらに上がりました。
2016年のアデレード・ヒルズ・ワインショーでは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」がトロフィーを受賞しています。
創業から僅か13年で、ジェームズ・ハリデイによる「トップ100ワイン」に、マイク・プレスのワインが9年連続で、毎年少なくとも2本は選ばれるまでになり、評判が定着しました。小規模の単一畑から、今では毎年2万ケースのワインを販売しています。
「私はこのワイナリーに5つ星の評価を与えた。自社畑で生産したワインを、この価格帯で提供できる生産者はほかにいない」
------ジェームズ・ハリデイ 誰もが認めるオーストラリアワインの評論家
マイクさんの言葉
私たちはその地に根を張り、高品質のワインを消費者にとって魅力的な価格で生産することをモットーに、40年間ワイン造りをしてきました。
数々の受賞歴を持つ私たちのワイナリーの成功は、手入れの行き届いたブドウ畑と40年以上にわたる経験、さらにお客様を大切にする姿勢に支えられています。
オーストラリアでは大手のワインメーカーの多くは、複数の畑から収穫されたブドウを買ってワインを造るのですが、私たちは自社の畑で種々のブドウを育てるところから、ワインを市場に送りだすところまで、一貫して家族経営で、すべてのワインは自社の単一畑で育ったブドウから造られています。
私たちの目指すところは変わっていません。最高の品質のワインを手頃な価格でお届けするということです。特別な時ばかりでなく、毎日の生活で私たちのワインを楽しんで頂きたいのです。
お目にかかった時、どうしてこんなデイリー価格で、品質のよいワインを造ることができるのか、と、聞いてみたのです。そうしたら、、、
「物欲、と言うか贅沢が、もう興味がなくなってしまった」とマイクさん。
「どんな贅沢?」
「高級車とか、どうでもいいかな。若い時は格好いい車も欲しいと思っていたけれど、今はどうでもよくなって。毎日が楽しく生活できたらそれでいいかな」と。
お二人は、きっともう最高に素敵な時間を共有していらっしゃるのでしょう。
「若い人たちはまだまだ欲しいものが沢山あるわよね。私たちは、特に今、ないから。だから沢山儲けなくてよいの」とジュディさん。
いいな、そんな風に言えるような大人になりたい。(って、見た目は大人だろうが、、、)
我が家がふたりでワイン飲んでも、バックは写真のような広々とした丘はなく寝室だし、たまに洗濯物まで干されているし?、洒落た会話どころか撮り貯めたビディオをせっせと消化するのに忙しかったりして、なぜか周りの皆様からは物凄ーーーく美化された想像をされがちなのですが、全然。ふつーです。
ですが、最近、その普通が何よりありがたいなと思うのです。
美味しいものつまみながら、
美味しいワイン飲んで、
お休みの日はプラモ作り、
まほよめがキルトとか刺繍とかやっている間は、魔法使いさんはひとりテレビドラマに明け暮れて、
で、また一緒に
美術館行ったり、
映画観に行ったり、
たま~に貯め込んでいる1993年のワイン飲んで、、、
いいな、こういうの。
今日のお薦めのワイン
マイク・プレス・ワインズ / 7本セット (お買い得セット)
https://nuimama-ny152.shop/?pid=145029383
品 種 : 白 ・ソーヴィニヨン・ブラン100%
・シャルドネ100%
ロゼ ・ピノ・ノワール100%
赤 ・ピノ・ノワール100%
・メルロー100%
・カベルネ・ソーヴィニヨン100%
・シラーズ100% 計7種類 個別にも販売しております。
シラーズのご案内をしております。
wine-techo-kotonoha.hatenablog.com
メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールのご案内をしております。
wine-techo-kotonoha.hatenablog.com
ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール・ロゼのご案内をしております。
wine-techo-kotonoha.hatenablog.com
もっとのろけさせて貰おうと思っていたのに、そうでもないですね? (アホッ)
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