ワイン手帖

ワインショップ「Shopgirl_NY152 」 エッセイ&ワインこぼれ話

欲しいものは消費税10%でも買う!

 

みなさんは消費税の増税前に、何か買いだめされましたか?? 我が家はぎりぎりで、息子くん(甲斐犬♂)のフード、トイレシートだけ、買い込んできました。

 

とは言うものの、せいぜい2ヶ月分位の量で、、、気は心位の量ですねぇ、、。

 

当初、欲しい本位は買っておこう、と思っていたのです。ですが、そんな悠長に本屋に行ってる暇はなく、、、こういうふうに言うと、ネットでいくらでも売ってるよ、と言う方がいらっしゃるのですが、確かに安くで買おうとしている時は私もネットで結構買いますが、私の場合は『本屋さん』そのものが好きなので、例え買わなくても、あの空間に入るのが好きなので、ですから、時間も多少は必要とするのです。

 

で、結局、欲しかった本ですから、消費税があがったその日でもしっかり買いました。笑

いつもより店内が気持ち空いていたような、気はしましたが。レジの方が、いつもはそんなことわざわざ言わないのに、

「ポイント5倍ついてます!!」

とことさらに言ったのも、少し笑えましたね。

 

欲しいものは、8%だろうが、10%だろうが、欲しい。それが人情と言うものさ。(なんか、ちょっと意味違う 笑)

帰宅後に、袋から出す瞬間も好きですし、美味しい紅茶をいれて、一頁目をめくる時も好き。プチ至福の時間ですかね。いつもは寝る前の20~30分だけ、と決めているのですが、買い込んできた日だけは、もう少し多めに取ります。こういうのは、何欲求と言うのでしょうか??

 

しかし、少し前まではこの20分位の時間さえ取れない時がありました。

 

 

それは、接客??に時間を取られていたからです。

 

 

 

 

ヤフーニュースの中で、「老害」という言葉があり、そんな言葉って昔からありましたっけ?とふと疑問に思い、引いてみたら、流石に載ってはいなかったのですが、変換はできるのです。おおおーーー

 

年を取ったことで起こる、迷惑行為のこと?でしょうか?

 

若い時に同じことをやったら、ストーカーにもなりかねないことでも、老人だから許される、というのは、少し間違っていると思うのですが。

 

 

 

私は立場上、相手がお客様ですから、お断わりするのは至難の技。(あっ、ここで言う迷惑行為は全て年上の異性のみです。同性ではそんな方いらっしゃいませんよ~~~~。)

私がブログでお邪魔している方ですっごく絵の上手な方がいて、彼女がもし同じ場面を絵で表現してくれたら、おもしろ、おかしく描いてくれるだろうになぁ、、、重たくなるようなことでも、軽く描いてくれるだろうになぁ、、、と、今、思ってます。(あーちゃんに描いて貰いたい♥)

 

どうしても文章だけだと、どよよーーーーんと重たくなってしまうのですよ。

 

 

 

私は、ワインを売るのが仕事です。医者ではありません。

 

 

ところが、ワインを買うついでに、あれこれ仰る方がいて。いや、もう逆転していますね。あれこれ聞いて欲しいから、ワイン買う、みたいな。笑

 

電話注文だと電話が切れないのですよ。

 

 

「〇〇が痛い、どうしたらよいか」

     「では病院に行ってくださいね」

「ひとりでは行けない」

     「息子さんに一緒に行って、と言いましょ」

「いや、息子には言えない」

 

   注)相手が傷つかないよう、くそ丁寧に申し上げておりますですよ。

 

 

こんな内容が1回の電話で30分。✖〇人?

 

 

「あなたが通っている病院にボクも通いたいから同行して欲しい」

「〇〇にひとりで行けないので同行して欲しい」

 

etc、etc、etc、、、、

 

 

こんなのもあります。

 

「飲む順番が書いてないから飲めない」

 

 

「手紙がついてないから飲めない」

 

 

「手書きでないから飲めない」

 

 

 

いやいや、いやいや、、、、、なんか違う。

 

 

 

しかも、

「ボクが電話をかけてご主人はなんて言ってるの?」

 

 

「はあ~~~~~~~~~~~~?????(@_@;)わけわからん」

 

 

 

これみんな、90歳越えた男性。息子、娘が私と同世代。

 

 

 

魔法使いさんは、「Mと話したいんでしょ」と笑ってスルー。

優しすぎる!

 

 

明日は我が身、という言葉がありますよね。その通りだな、と常々思っているので、目上の方とお話しするのは全く苦にならないのですが、それが完全に災いして、裏目に出てしまいました。

私に電話をかければ切らずに聞いてくれる、あるいは、どんな我が儘を言っても金を払っているのだから許される、と勘違いされているのかもしれません。もしくは、水商売の方と混合されているのかもしれません。悪気はないのでしょうが、結果的にそれは追い回しているのと同じ行為、状況になっています。

 

 

 

ニュースにまで取り上げられた「老害」という一言で、改めて考えさせられました。

私も近い将来、誰かに、迷惑をかけるかもしれない。いや、かけるでしょう。子供いませんから。

その時は、若いものから迷惑がられ、嫌われるのでしょう。いやいやホント。冗談ではなく。

 

 

 

『老い』とは、何なのか、病気と同じ位、厄介な代物です。

 

 

 

 

 

ま、そうは言ってもあまりにエスカレートしていくので、これは電話に出てしまってはもうダメだと思いまして、只今、電話での注文はお受けしないことにしました。

そうしたらどうでしょう! なんと! 自分の時間が作れるようになったのです!

凄いわぁ~~~~~、そんなに時間泥棒されてたんだワタシ、と気がつきました。もっと早くにそうすべきだったのかもしれません。

 

何より一番のご褒美は、

 

 

 

ストレスから解放されたことです。

 

 

 

 

 

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今日のお薦めのワイン

モリッツ / ハウスマルケ・スーパーナチュラル 2016年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=135283017

 

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ハウスマルケ・スーパーナチュラル 2016年

 

生産者 : モリッツ

地 域 : オーストリア > ミッテルブルゲンラント地域

品 種 : グリュナーヴェルトリナー80%弱、シャルドネ20%、リースリング極少量


 モリッツ醸造所というのは、現当主ローラント・フェリッヒ氏が、世界のどの地域の模倣でもない、オーストリーが世界に誇れる赤ワインを造ろうと、2001年に独立した醸造所です。特にブラウフレンキッシュ種(オーストリアの地ブドウ)100%のワインを造るのが得意。

 その中で、毎年、一瞬で売り切れてしまうという希少な白ワインが、こちらでご紹介するハウスマルケ・スーパーナチュラル。石灰岩由来の塩をなめているようなミネラル感と、しなやかなボディが個性的な通好みな1本です。


 仕入れてから、サイトにデビューするまでに時間的な余裕が少しあったので、どこへも嫁にいかずにShopで寝ていた貴重品。堂々のサイトデビュー!

 この滋味旨(ジミウマ→地味に旨い、の略語。いや、造語か?! 地味の “ジ” が滋養の “滋” )なワインをお楽しみください。

 

 

 

ワタクシ、造語、作ります。

 

 

 

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