「垂直飲み」って、何？

段々、気温が下がってきて、凌ぎやすくなってきましたね。ワインが恋しくなりませんか？

今日は、ずばり「垂直飲み」って何？

という質問を頂いたので、その答えです。

ワイン用語で「垂直飲み」というのは、同じ生産者の、同じ村（畑でもOK）のヴィンテージ（＝収穫年）違いを同時に飲み比べることです。

たまたま、先日、ミシェル・シャンピオンのコート・シャロネーズの2001年をご紹介したのですが、

グッド・タイミングでその生産者の1999年を入荷しましたので、併せてご紹介します。

2001年と1999年、どちらもコート・シャロネーズ村産、ヴィンテージが違うだけ、こういうのを「垂直飲み」と言います。

これに対して「並行飲み」というのは、同じ生産者の同じヴィンテージの、村または畑違いで飲むことを言います。

どちらもイベントとしては楽しく盛り上がりますので、これからの季節にお薦めです。

我が家は、別にイベントには関係なく、魔法使いさんと二人で、垂直だ、並行だ、と飲み比べをします。

最初は、二日かけて飲む予定で、メニューも二日分考えて、開けた筈なのに、気がついたらどちらのボトル空やん、、、、、ということも。笑。

魔法使いさん曰く、いかなる美味なワインも会話を楽しむ為の小道具、だそうな。

そんな風に言い切ってしまうところがスゴイのですが、笑、（のろけよ、のろけ）

でも、ホント、あーでもない、こーでもない、と論評しあいながら飲むのは、確かに会話が弾んで、楽しいので、一度、お試しあれ。

自分の思ってもみなかった好みに気が付くかもしれませんよ。

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今日のお薦めのワイン

ミシェル・シャンピオン　/　コート・シャロネーズ　1999年

生産者　：　ミシェル・シャンピオン

地　域　：　フランス　＞　ブルゴーニュ地方

品　種　：　ピノ・ノワール100％

　ミシェル・シャンピオンは、コート・シャロネーズ地区、ジヴリ村の南西に位置するセルコ＝モロージュ村に1740年に設立された歴史あるドメーヌです。1968年に9代目当主をミッシェルが継承。以来30年以上に亘って、フランス国内や近隣諸国のワイン愛好家に愛されるワインを造る続けてきました。

　しかし跡取りに恵まれなかった為、2002年を最後に栽培・醸造を止め、畑をフェルマージュで貸し出し、以降は貯蔵するバック・ヴィンテージを少しずつ販売して生活を送っています。

　同地の「モン・アヴリルの丘」の斜面畑に植えられた樹齢35～75年のピノ・ノワールを化学肥料、除草剤、殺虫剤を使用せずに栽培し、収穫後100％除梗。天然酵母で醸し、18ヶ月間樽熟成させています。

　コストパフォーマンスに優れた貴重な熟成ブルゴーニュです。

　少し、枯れた感じが出始めてきました。それが熟成です。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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