ワイン手帖

ワインショップ「Shopgirl_NY152 」 エッセイ&ワインこぼれ話

太陽のはらわたに入りたい!

 

太陽のはらわた??

そう! はらわた!

とは、「太陽の塔」の中の「地底の太陽」と「生命の樹」のことです。

 

 

今から49年前の1970年に、大阪で開催された万国博覧会、あの通称万博でメインテーマとして作られたのが、故岡本太郎さんの「太陽の塔」。当時、建築家の丹下健三氏の巨大な大屋根を突き抜けて、太陽の塔の上半身がにょっきりと顔を出していた図はあまりにも有名ですよね。

2016年からその太陽の塔の内部の再生事業が開始され、めでたく復元、今、再び、「太陽の塔」の中へ入ることが可能になった訳で、、、それに入りたいのです。

 

49年前、3月から始まった万博へは、4月の春休みに数回連れていって貰いました。祖父母が尼崎に住んでいたので、祖父母だけでなく、従妹や叔父、叔母たちという親戚一同チームで、行ったわけです。

当時まだ11歳だった私には、テーマの意味もへったくれもあったものではなく、月の石もそんなに興味ないし、人混み苦手、食べるものもそんなに美味しいモノないし、まあ、楽しいか楽しくないか、と問われればぎりぎり前者、位なノリで、覚えているのは「太陽の塔」の全体が見えない!と、ハワイ館で貰ったパイナップルの飴、滅茶苦茶美味しい~~~~!だけでした。笑

 

子供のころの私なんてそんなもんですわ。大人に付き合ってあげてる感、かなりあったと思います。

 

その私が今更、「太陽の塔」??

 

万博にひとつだけ未練があったとしたら、それはリアルタイムで「太陽の塔」の内部に入っていないこと。あんなに何度も行ったのに、一度も入っていないのです。年かさの祖父母がいない時に

「入ってみたい」

と誰かに言った記憶はあります。しかし、大人の中に、その声に気付いてくれる人は誰もいなかったのでしょう。

いや、誰かいた、、。しかし

「あそこに入ってどうするんだ」

という言葉の記憶があるということは、賛同者は得られなかったということですね。

 

行きたいところ、見たいもの、それは、大人になって自分で金を稼いでから、行くべき、見るべき、実行すべき、というのがここ最近の私の三種の神器です。(意味違うけど 笑)

 

太陽の塔

実物を見たことがない若い方の為に、ちょっと説明しておきますと、高さ約70m、基底部の直径20mというデカイ建造物です。中央にあるのが「太陽の顔」、てっぺんにあるのが「黄金の顔」、背中にあるのが「黒い太陽」と言います。

で、その塔内には高さ41mもの “樹” が存在していて、樹の周りを階段で登れたのです。その生命の樹なるものは血管と同じ形をしていて、真っ赤な壁は血を意味していると。人体が滅茶苦茶好きだった私の興味はそこだったのかもしれません。

注意。“樹” と言っても “木” でできているのではありませんぞ。鉄鋼製ですぞ。

 

復元されてから専門家のご意見を拝聴すると、木の枝は動脈、静脈、リンパの流れだそうです。真っ赤な壁には波上の鉄板がデザインされているのですが、太郎氏はそれを知のヒダ、脳のヒダと仰っていたそうです。なんて面白そうな!

 

そして、今回一番復元に力が入ったのはここでしょうか?

「地底の太陽」

四つ目の顔として、地底ゾーンに置かれているらしい。

 

四つの太陽の顔、どれも本当に誇らしげなのは地球の代表としての任務を背負っているからではないですか?

宇宙と交信するという任務。三つでは足りなかった。だからどうしても四つ目を復元する必要があった。

そんな気がします。

 

 

 さて、私のもうひとつのお目当ては、ミュージアムショップで扱っているフィギア。

太陽の塔 四つの顔 フィギア』

注釈によると「通常パッケージではなくアトリエデザインの特別パッケージです。」とのこと。

 

欲しい、、、、。

小さい時に買えなかった太陽の塔のフィギア、今度こそ、手に入れてやる~~~~~!

 

 

 

**********************************************************************************

今日のお薦めのワイン

チェヴィコ / “ロマンディオラ” ピニョレット・スプマンテ

https://nuimama-ny152.shop/?pid=122938901

 

f:id:wine-techo-kotonoha:20190714222930j:plain

チェヴィコ / “ロマンディオラ” ピニョレッコ・スプマンテ

生産者 : チェヴィコ社

地 域 : イタリア > エミリア・ロマーニャ州

品 種 : ピニョレット100%


 創業は1950年代前半。チェヴィコ社の歴史は、200年以上もの間、トスカーナロマーニャの間の絵画のように美しいアペニン丘陵に広がるブドウ栽培に最適な土地で、ワインを製造していた生産者たちが、1950年代前半に共同でワインを造り始めたのに端を発しています。 
 今では、ロマーニャ全域でワイン造りを行っており、特にサンジョヴェーゼ種やトレッビアーノ種などを使用した、ロマーニャ地方特有の伝統的なワインを幅広く生産しています。 
 エミリアロマーニャの土着品種であるピニョレットから造られるスプマンテをどうぞ。

 
 リンゴやアプリコット、白い花を想わせる豊かな香りと、繊細で柔らかい味わいが特徴の飲みやすいやや辛口です。
 この価格でこれはうれしい♪ ぐびぐびっと、デイリーにはもってこい!

 

 

 

 ************************************************************************************************************************

 リースリング(美味しい辛口の白ワイン)とロゼが豊富なワイン専門のネット通販です。

『Shopgirl NY 152』 

 https://nuimama-ny152.shop

是非、覗きにいらしてくださいませ。ご注文はネットショップからどうぞ。

 

お問い合わせ先はこちら ↓

ny152.seloct.shopgirl@gmail.com

お気軽にご連絡ください。お待ちしております。リアルタイムで内容についての返信をできない時もございますが、その場合はその旨のご連絡を入れさせて頂きます。 

************************************************************************************************************************