ロゼは辛口の方が多いのですよ

ロゼを召し上がったことのない男性が、

「ロゼってさぁ、どーせ甘いんでしょ。“女子供” の飲む飲みものだよね」

と言われるのですが、、、しかも、そういう方、ものすごーく多いのですが、、、、、、。

そもそも “子供” は飲めません。比喩表現だとはわかっておりますが、女は甘口を好む、と決めつけている殿方の多いこと多いこと、女性のワインを召し上がる皆さんはどう思われますか？　笑

「甘口も美味しいですけどね、好きですけどね、でも」

「普段飲んでいるのは辛口なんですけど、、」

という方の方が、割合からすると多いです。殿方。

では何故、ロゼが甘い、という先入観を持たれた方が多いのでしょう。

種明かしをしますと、フランスのロワール地方に甘口で有名なロゼがあるからです。その名は

『ロゼダンジュ』

三大ロゼのひとつです。

ですから、ワインをご存知の方は、ロゼって甘いよね、と思われてしまうのですが、全てのロゼが甘いのではなく、ロゼダンジュが甘いので、巷に出回っているロゼは、圧倒的に辛口の方が多いのです。

日本ではロゼの地位はまだ低いのが実情です。ロゼを嫌う男性が多いので。しかしフランスでは、ロゼは非常に人気もの。男性でもよく召し上がります。

因みに私からお買い上げくださっている殿方は、ロゼ比率高いです。ロゼ飲みたいから、と仰って、電車乗って訪ねてきてくださる方もいる位です。赤もいいけど、白もいいけど、泡もいいけど、（しつこい）ロゼもね！

今日のお薦めのワインは辛口のロゼを２種類　　甘口のロゼのご紹介はまた今度。

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１本目のロゼは

ジットンペール・エ・フィス　/　サンセール・ロゼ　“レ・ロマン”　2013年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=135254679

f:id:wine-techo-kotonoha:20190825225257j:plain — サンセール・ロゼ　2013年

生産者　：　ジットン・ペール・エフィス

地　域　：　フランス　＞　ヴァル・ドゥ・ロワール　＞　サンセール

品　種　：　ピノ・ノワール100％

　1945年、マルセル・ジットンが設立。1953年よりドメーヌで瓶詰めするようになり、現在は息子のパスカルが運営。サンセールのメネトレオルに醸造所を構え、サンセールに27ha、プイィに7.5ha、コトー・デュ・ジェノワに2.5ha、コート・ドゥ・デュラに13ha、計50haを所有するまでに発展しました。それぞれの畑の特徴を生かしたワイン造りが信条です。
　区画毎の醸造をサンセールで初めて実行に移したパイオニアですが、必要に応じ、樹齢、接ぎ木の種類、プレスによっても、熟成樽の種類を変え別々に仕込みを行っています。すなわち土壌の多様性に注目し、それをワインに個性として反映させることに力を注いでいる生産者です。
　発酵は主に大樽。一部ステンレスタンクで行い樽で約1年間熟成させています。
　上面は火打石Silexで、下は石灰質の1.2haの畑（傾斜30％）。発酵と6ヶ月の熟成はステンレスタンクで。

　ラズベリーの香りが、口いっぱいに広がり爽やかですっきりタイプ。見た目の綺麗さと、飲みやすさが売りのロゼ。白身魚の塩焼きが特におすすめです。さっぱりとした美味しさが引き立つピュアなロゼです。

２本目のロゼは

マス・ド・ジャニーニ　/　ル・タン・デ・ジタン・ロゼ　2017年

https://nuimama-ny152.shop/?pid=145145623